こんにちは、Kantaです。
今回は、
はてな
「大学に入学した段階、学部・学科を選択した段階で就職先が委ねられてしまうのか?」
そのことに関して記事にしたいと思います。
大学で就職先まで全部決まるのか?

自分で最終的に進路を決めるべきですし、個人の努力次第です。
(むしろ他分野を専攻したからこそ活かせる点も多々あると思います。)
就活生、面接官、友人を含め数多くの人に必ず一度は聞かれることがあります。
「大学でやっていることと無関係な業界になんで行くの?」
こう言った意見をいただくことが非常に多いです。
だからこそ、今回私自身の経験を踏まえて記事に書き記してみようと思いました。
何故このような質問が生まれるのか
一括りにこれらの質問に対して回答することができないのですが、
いつも疑問に思ってしまうことがあります。
(※以降、個人的偏見が含まれているため、賛否両論があることはご了承ください。)




他にも沢山ありますが、キリがないのでこの辺にしておきます。笑
数多くの就活生から、
これらの意見に物凄く共感しますし、私自身おそらくそこらの就活生より過酷な環境にいました。
そこから簡単にお話しさせていただきたいと思います。
私が所属していた環境に関して

平日と土曜日は毎日9:00-21:00研究する環境でした。
加えて、実験試料を休日に遠方地に測定しに行ったり、学会発表に出たりと時間がありませんでした。

→朝から深夜まで研究している研究室もあるため、これでも緩い方かも知れません。
理系の大学院生あるあるですが、一般的に大学院生はメーカーの技術職や研究職になる学生が多いです。
もっと言えば、研究だけしていれば大学(教授)側からの推薦で(研究職として)就職することも可能です。

そのため、私が行きたい業界(会社)や職種には、学科のOBOGや大学の友人が
当然いるはずもなく、大学側の就職支援も全くありませんでした。
全て0からのスタートでした。横も縦の繋がりもなく、情報収集から全て自分で行いました。
メモ
私は「理系の院生→文系就職」「大学と全く関係のない職種へ就職」
「その業界への経験やスキルがないのにも関わらず、やりたいことがある理由だけで選択」
をしてきました。身をもって体験してるからこそ、お伝えしたいと思いました。
何故関係ないと言えるのか?
まず第一前提として、全く関係ないことはないです。
何故なら、大学に所属した段階・所属するコミニュティによって就活生が得られる情報
に偏りができると思いますし、そして人脈にも差が生まれるからです。
会社に就職したことがない就活生(学生)は第三者・ネットからの情報がとても大切になってきます。
大学で専門・専攻している会社に就職
まず、大学で専門・専攻している会社に就職した場合から考えます。
ポイント
当然、大学でやっていることの延長線上、あるいは興味を持った分野に就職するため
専門性を活かし、会社へ就職することができると思います。
「即戦力」とまではいかないにしても、スタートダッシュは切れると思います。
OBOG・大学の支援、同じ業界・業種へ就職する友人も多いため、情報収集もしやすいでしょう。
※他にもたくさんのメリットがあると思いますが、私自身こちら側の人間でない
ことからも説得力に欠けると思いますので、割愛させていただきます。
無関係な業種・業界へ就職する場合
もしこのことも考えている就活生であるなら以下の4点を理解した上で
就職活動を進める必要があると思います。

①情報・縦横の繋がりともに0スタート
先ほど、大学内での情報収集がしづらいと言う話をさせていただきました。
その為、自分で意識的に行動して情報収集する必要があります。
私は他大学との横の繋がりを数多く持っていたため、そこから無理やりOBや友人
を繋げてもらって情報収集しておりました。
そうは言っても人脈に限られる人もいると思います。
今はネットが当たり前のように使われ、情報が民主化されている為、情報格差は「行動」で生まれます。
私自身が書いているようなブログの記事でもいいですし、アプリやサービスを活用して
いくらでもOBOGの方々と会う手段はあります。
つまり、主体的に行動することが必然的に求められるのでそこを理解していただきたいです。
実際の就活ノウハウをより詳細にお聞きしたい方がいれば、Youtubeで日々発信をしていますので、是非参考にしてみてください。
②周囲の就活生と就活状況を比較しない
他業界や職種に行く人に関わらず、就活生は就活生同士で就活状況を比較したがります。
と言うか気になるものです。(私も気にしないようにはしていましたが、気になりました笑)
情報が民主化された現代においてはその傾向がなお一層加速してくと思います。

読んでみれば価値観・物の見方が大きく変わってくると思います。
話を戻すと、そもそも他業界・業種を志望している時点で、周りの友人とは違う就活をしています。
私自身私だけ就活をしていて、他の周りの友人は推薦で就職先を決めていました。

注意ポイント
自分の進路なので、他人と比較してもいいことはないです。
自分と似た境遇の知人がいれば、情報共有してもいいですが過度の干渉は禁物なので注意してください。
この点も下の記事で紹介しております。
③明確にやりたい理由を強く持つ

自分が時間的束縛されていた理系の大学院生だったからかもしれませんが。
その為、明確な意志(やりたいこと)を持っていないと、途中で挫折したり周りに流されます。
私の友人で、理系の院生だけど文系就職したいと考えている知人がいました。
ですが彼は、「文系の就活失敗したら怖いし、一応理系の研究職も受けるつもり。」と言っていました。

案の定、彼は文系就活の方は失敗に終わり、推薦で研究職の道を選びました。
何れにしても、強い意志を持って自身で進路を決定することがとても大切です。
④妥協せず最後まで努力してやり切る
③と付随する話になりますが、意思決定したからには最後まで全力でやり切ることです。
途中で第三者からの意見、インターン選考の落選などで気持ちがブレることは多々あります。

自分のやりたいことを成し遂げるための意思決定であるなら絶対に妥協せず最後までやり切るべきです。
就活生の皆さんへ、最後お伝えしたい事
いかがだったでしょうか?
ポイント
そもそも大学は一つの組織でしかならず、そのコミニュティに所属したからといって
自分の進路が全て左右されることは絶対にありません。
当然、自分自身の過去の経験からやりたいことを洗い出して進路決定することになるでしょう。
その一つの経験として、大学での専攻がある事に過ぎません。
なので、そこに対して悲観的になる必要は全くないと思います。
私は確かに全く違う業界(業種)へ進路の舵を切りましたが、大学院へ進学した事、
今の大学(学科)に入学したことは後悔しておりません。
(「少し舵を切るのが遅過ぎたな」とは思っておりますが・・・)
堀江貴文こと、ホリエモンやスティーブ・ジョブズが仰っていたことですが、

「点と点が結果として、最後に線となる」のだと思います。
就活生の中には
と考える方も多いです。
果たしてそれが正解なのでしょうか?
時間は有限であるため効率化はしたいものですが、短絡的に考え過ぎていると思います。
メモ
言い換えれば「楽して結果を得たいから、その最短ルートを考えている。」のでないでしょうか?
と思っていても、本当に自分がやりたいことがあるならその道を突き進んでもらいたいです。
今日はこの辺で! ではでは!!