かんたログ

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【就活生にオススメしたい書籍 :ビジネス書編Vol.4】

こんにちは、カンカン(@kankan)です!

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この記事では、私が就活期間に読んだ200冊以上の本の中で、

就活生にぜひ読んでいただきたい本を紹介させていただきます。

紹介したい本が沢山ありますが、厳選して1記事に1冊ずつ紹介させていただきます。

今回紹介する本は、「ビジネス書編Vol.4」ということで、特にお勧めなビジネス書を紹介させていただきます。

新卒はベンチャー企業へ行きなさい

今回紹介する本は、

「新卒はベンチャー企業へ行きなさい AI共存時代の「稼ぐ力」の磨き方」です。

就活生の皆さんは、就職先を選択する時に必ず一度は「新卒の人気企業ランキング」を

見ることはあると思います。

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2010年3月大学卒業予定者の就職人気企業ランキング https://saponet.mynavi.jp/release/student/popular/ranking2010/

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2020年3月大学卒業予定者の就職人気企業ランキング https://job.career-tasu.jp/2020/guide/study/ranking/


学生たちが就職したい人気企業ランキングを見ると、その上位を占める企業には

実はこの10年ほとんど変化がないのはご存知でしょうか?

誰もが知っている超有名企業ばかりが名を連ねています。

ネームバリューで決めている学生が多いのも裏付けています。

ブランド力がある=大手企業=安定という考え方も当然あります。

不確定な時代だからこそ、安定神話にすがり付こうとしているのかもしれません。

ですが、10年前と現在では働き方も仕事も大きく変わっています。

それなのに就職する企業が10年前と変わっていないんです。

場合によっては、これからの時代は安定にすがることが、むしろハイリスクであるかもしれません。

ベンチャー企業に就職するのが必ず正しいというわけではありません。

本書を通じて私が申し上げたいのは、

就活生の大半が狭い視野で企業の情報収集を行なっているため、

本来存在するワケがない「安定」を追い求めている事に気づいていないということです。

本書は、今一度就職先を考えるキッカケになる書籍だと思いますので、

是非紹介させていただきたいと思います。

 

なぜオススメなのか

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就活生の皆さんに私がこの本を勧める理由は大きく分けて2つあります。

1つ目が安易に就職先を決めて欲しくないからです。

新卒で入社した若者の内、3年以内の離職率が3割に達しています。

hcm-jinjer.com

なぜ、早期離職率がこれほど高いのでしょうか?

断言できるのは「自身のキャリアアップ」という面で離職している人は少ないです。

多くの新卒社員が離職する理由としては、「仕事が楽しくない」「人間関係が嫌だ」

「仕事にやりがいを感じない」といった理由だと思います。

そのため、今一度皆さんには考えていただきたいからです。

2つ目が自分がしたいことを仕事にしている人が圧倒的に少ないからです。

これまでの記事でこの事については何度も申し上げてきました。

www.kankan-blog.com

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就活生の話を聞いていると、就職したい企業を人気ランキング等から選択した後、「その企業で自分ができる事・やりたい事を探している」人が多いです。

「企業を選択→その企業でやりたい事を見つける」という人が多いです。

そうではなく皆さんには、

「やりたい事を見つける→就職したい企業を選ぶ」という選択を取って欲しいです。

そのため本書を通じて、少しでもキッカケのなれば幸いです。

就活生が読むメリット 

私は、この本を就活生が読むメリットは沢山あると思っておりますが、

大きく分けて4つあると思っております。

順を追って説明したいと思います。

①ベンチャーと大企業の違いを理解する

就活生が考える大手企業とベンチャー企業のメリット・デメリットはこんな感じでしょうか?

大企業のメリット

  1. ・社会的信用/ネームバリューがある
  2. ・福利厚生が充実している
  3. ・組織として大規模な仕事ができる

ベンチャー企業のメリット

  1. ・一人一人に大きな裁量権と責任感
  2. ・事業・サービスを運営するスピード感
  3. ・結束が強い、チームワークを感じれる
  4. 大企業のデメリット

    1. ・職種・やりたい事が選べないリスク
    2. ・実力よりも年功序列の傾向が強い
    3. ・自己成長しずらい環境にある

    ベンチャー企業のデメリット

    1. ・社会的信用が小さい企業が多い
    2. ・一人一人の責任が大きい
    3. ・大企業に比べ業務が大変である

    とこんな感じだと思います。

    そもそも論として、「ベンチャー」か「大手企業」かという考え自体おかしいと思います。笑

    あと、ここであげているメリット・デメリットが全てのベンチャー/大手企業に当てはまるわけでは当然ないです。

    (追記:就活生が理解している「メリット/デメリット」の幾つかは間違ってます笑)

    「ベンチャー企業とは何か?」を理解する上でも一度本書を読むことを勧めます。

 

②仕事・会社に何を求めるのか考える

就活生の皆さんにお聞きしたいのですが、

「あなたが会社に1番求める事は何ですか?」

「私は、〇〇は絶対に譲れない!」ということはありますか?

(前回の記事を参照してみてください)

www.kankan-blog.com 

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もし現時点で、分からないという人であれば一度本書を読んでみてください。

会社を選ぶ基準や価値観が大きく変わると思います。

失敗しない企業選びや企業分析など、様々な用途で活用できるエッセンスが散りばめられております。

納得のいく就職活動をしたい皆さんにオススメしたい一冊です。

③日本企業と海外企業の違いを理解する

皆さん「時価総額」という言葉を聞いたことはありますか? 

時価総額とは以下のようなものです。

「ある上場企業の株価に発行済株式数を掛けたものであり、企業価値を評価する際の指標である。時価総額が大きいということは、業績だけではなく将来の成長に対する期待も大きいことを意味する」ウィキペディア

ここで平成元年と平成30年の「世界の時価総額ランキング」を見てみたいと思います。

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左:「平成元年時価総額ランキング」 右:「平成30年時価総額ランキング」

平成元年には、なんと50社の内日本の企業は32社もランクインしています。

しかし、平成30年にはランクインしている日本の会社は「トヨタ自動車」だけです。

平成30年の時価総額トップ10には

アップル・アルファベット(グーグル)・マイクロソフト

アマゾンドットコム・フェイスブックがランクインしています。

しかし、それらの企業の大半は平成元年の時点でまだ設立もされていません。

このような新しい分野の新しい企業が、生活スタイルを変えてしますようなサービスを

生み出し、社会インフラの一部となるところに米国の長期的な成長力を感じます。

トップ10にランクインしている中国企業であるアリババ・テンセントに関しても同様な事が言えます。

バブル崩壊以降、経済成長が進まないことと、12社もランクインしていた銀行が

不良債権処理などの影響もあり大きく時価総額を減らしたことが要因となっています。

ここで1番注目して欲しいのは、「時価総額の規模」です。

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日本企業をみているとトヨタを除き大企業の時価総額が拡大しているイメージは

ありませんが、グローバルで見るとものすごい勢いで拡大しています。

30年前の1位NTTよりも平成30年時点1位appleの時価総額が約6倍になっている

ことから、世界的には時価総額が大幅に成長していることもわかる。

言い換えると、平成元年から平成30年でみると世界中の株式は

大きく上昇していますが、日本のみ株価が上昇していないということになります。

現在IT企業の躍進により、時価総額の上位を締める企業の大半はIT企業になっています。

ここで国内における2007年と2018年の時価総額ランキングを見てみましょう。

何か気づくはずです。

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「2007年の日本企業時価総額ランキング」https://www.hokenwelina.org/#2007

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「2018年の日本企業時価総額ランキング」https://www.hokenwelina.org/#2018

気づきましたか?

そうです。

10年前も現在も日本企業に関しては「時価総額ランキング」があまり変わっていないんです。

米国・中国のようなIT業界を中心として急成長している企業が日本には少なく、

むしろ昔と成長している企業があまり変わっていないのが日本企業の現状です。

就職する企業に何を求めるかは人それぞれだと思いますが、

この現状や世界情勢を俯瞰し考えて、就職先を決めるのも大切だと思います。

本書では、日本企業での「働き方」に警告を鳴らし今後・現代における働き方に関して言及しております。

④安定だけを求めてないことを理解する

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皆さんにとって「安定」って何でしょうか?

今の時代正直、本当の意味での「安定な仕事・職業」は何1つないと思います。

それは本書を始め、これまで・これから紹介する書籍を読んで理解いただけると思います。

本書に書かれている「新バッターボックス理論」(詳しくは本書を読んでみてください)

を読めば、若いうちはどういった環境に身を委ねるべきか、それが理解いただけると思います。

まとめ

いかがだったでしょうか?

本書を拝読すると、そんなに甘くない現実を突きつけられるとともに、

大手企業思考出会った就活生でも、焦点を当ててこなかったベンチャーの魅力にも気づくと思います。

ベンチャーや大企業どちらに就職するにしても、将来の選択肢が広がる本だと思います。

ぜひ皆さんに手にとって読んでいただけたら幸いです。

本日はこのへんで。 ではでは!