皆さんこんにちは、Kantaです。
いよいよ22卒の就活も本格化してきましたが、就活生の中で
と悩みを抱える就活生も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では悩める就活生に向けて、以下の内容を解説します。
本記事で解説する事
- 企業分析は細かく行うべき
- 具体的な企業分析のやり方
- 企業分析を行う際の注意点
記事を読み終わった後は、企業分析の細かいやり方を理解でき、就活の準備がさらに進むようになりますので、ぜひご覧ください。
尚、本記事の内容はYouTubeでも解説しておりますので、参考にして見てください。
目次
企業分析を細かく行うべき理由
企業分析を細かく行うべき理由は以下の2つです。
- 濃い志望動機を作るため
- 入社後のミスマッチを避けるため

理由① 濃い志望動機を作るため
1つ目が「濃い志望動機を作るため」です。
- 入社して何をしたいのか
- なぜ他社ではなく、この企業に入社したいか
などの動機を、説得力あるものにするには、企業について細かく分析しなければなりません。
企業のことを全く知らない状態で志望動機を作っても、抽象的で響かないものになってしまいますからね。
企業を細かく分析し、採用担当者を惹きつける具体的な志望動機を作成できれば、周囲の就活生に差をつけることができます。
採用担当者は自社のことをよく知っていて、貢献してくれそうな人材を欲しています。
そこで濃い志望動機を伝えることで、企業への情熱をアピールできるのです。
細かい企業分析のやり方は、後の章で解説します。
理由② 入社後のミスマッチを避けるため
入社後にミスマッチを起こし、短期離職しないためにも企業分析は欠かせません。
せっかく入社したのに「なんか合わないかも」という気持ちになると、モチベーションも下がりますし、
心身ともに疲弊する場合もあります。結果、短期離職につながるのです。
実際に「労働政策研究 研修機構」が行った『若年者の離職状況と離職後のキャリア形成』という調査では、以下のような理由で、
新卒3年以内に退職した人も多いことがわかりました。
- 休暇の条件が違った
- やりたい仕事と違った
上記は「企業分析不足によるミスマッチ」と言っても過言ではありません。
日本では短期離職をしてしまうと、新卒に比べて就職活動がとても難しくなります。
貴重な新卒カードをドブに捨てないためにも、企業の業務内容や求められる人材、待遇などを事前に調べておき、
ミスマッチを回避するようにしましょう。
就活生におすすめの企業分析のやり方
本章では、具体的な企業分析のやり方を7つ紹介します。
- 企業ホームページを確認する
- IR情報を確認する
- 書籍を読む
- 転職の口コミサイトに目を通す
- OB・OG訪問を行う
- その企業にまつわるニュースを確認する
- 内定者に直接聞いてみる
順番に見ていきましょう。
やり方① 企業ホームページを確認する
「企業の基礎情報」を確認できるため、ホームページは必ず目を通しましょう。
企業ホームページで確認しておくべき箇所は以下の5つです。
- 企業情報
- 事業内容
- 会社の制度
- 社長の写真・挨拶
- 企業理念・企業概念
「企業情報」では、企業の規模や理念、生い立ちなどの基本情報を確認できます。
「事業内容」では、企業がどのような商材を扱っているか、強みなどが掲載されているでしょう。
説明会や面接では話しにくい、休暇や福利厚生といった「会社の制度」の確認も必須です。
「土日祝日だと思って入社したら、隔週土曜に出勤だった」といった事例はよくあるので、必ず目を通しておきましょう。
「社長の写真・挨拶」の確認も大切です。社長の人柄はもちろん、社員を大切にしているか、ビジョンなどを把握できるからです。
また、トップの情報が公開されていると信頼性もあります。
逆に社長に関する情報や写真が載っていない企業は、受けないほうがいいですね。
「企業理念・企業概念」もとても大切です。
志望する企業が目指している姿が自分と一致するのか確認するのは必須です。
以上の情報をもとに、企業の大まかな情報を獲得しましょう。
やり方② IR情報を確認する
2つ目が「IR情報の確認」です。
IRとは財務状況や今後の展望、実績などを、企業が投資家向けに公開する活動のことです。
具体的には企業の安定性や社員の平均年収・年齢などはもちろん、中長期計画も掲載されているため、志望動機にも活きる部分があるでしょう。
例えば志望する企業がit分野への投資を検討していたとします。
あなたにプログラミング学習などの経験があれば 、it リテラシーの高さをアピールできますよね。
つまりIRを通じて「自分のこんなところが、御社に役立つ」といった、具体的な動機を考えられるのです。
IRは上場企業であれば公開しており、ホームページでも確認できますので、一度目を通しておきましょう。
やり方③ 書籍を読む
書籍を用いた企業分析も欠かせません。
例えば「業界地図」や「四季報」などは定番の書籍で、複数企業の関連性や業績、採用実績などのデータを確認できます。
また離職率や有給消化率などの、採用担当者に質問しにくい情報も掲載されているため、ネガティブな情報も収集できるのです。
様々な企業の情報が掲載されているため、就活の視野も広がります。
やり方④ 転職の口コミサイトに目を通す
- 転職会議
- OpenWork
- エンライトハウス
など、転職する際に参考となる口コミサイトの閲覧もおすすめです。なぜなら社員の生の声を見られるからです。
例えば転職の口コミサイトには、その企業で働いていた社員が、社風や部署による残業時間、休暇の状況などを投稿しています。
よりリアルな企業の情報を知ることができ、企業比較の材料にもなります。
上場しておらず財務状況を分析できない企業だとしても、口コミを中心に企業の現状を確認できますよ。
もちろん年度によって社風が変わっている可能性があるため、100%信用できるものではありませんが、
一参考になる情報も多いため、目を通してみるのがおすすめです。
やり方⑤ OB・OG訪問を行う
5つ目が「OB・OG訪問」です。
OB・OG訪問では
- 部署による業務の違い
- 社内の雰囲気
- 休暇の実情
- どのような取引先と仕事をしているか
といった情報を、実際に働いている社員から聞き出すことができます。
前の節で解説した、転職口コミサイトの真偽も確認できます。
また入社後の自身のキャリアパスも想像しやすいことから、なるべくOB・OG訪問をするようにしましょう。
やり方⑥ その企業にまつわるニュースを確認する
企業のSNSアカウントやプレスリリースなどから、関心ある企業の情報を確認しておくのもおすすめです。
製品のリリース情報や事業の最新情報を確認しておくと、企業のトレンドがわかるため、
力を入れている事業内容やビジョンを改めて考察できます。
やり方⑦ 内定者に直接聞いてみる
最後が実際の内定者に直接聞くことです。
実際に「内定」という結果を得た人に、企業の情報を聞くことで、より理解を深められます。
内定者は多くの情報を持っている可能性があるため、自身の情報を補完するためにも聞いてみましょう。
企業分析を行う際の注意点
企業分析を行うときの最大の注意点は、企業分析以外の準備も怠らないことです。
なぜなら企業分析はあくまでも就活を進めるための1つの手段に過ぎないからです。
企業を細かくリサーチすることで、志望動機に活かせたり、企業選びの軸が定まったりするのは確かでしょう。
しかし企業のことを知っているだけで確実に内定が出るとは限りませんし、自己分析や業界研究なども総合的に絡めて就活を進めなければなりません。
ですので企業分析のみに没頭せず、様々なリサーチをバランスよく行うことが大切です。
まとめ
本記事では「企業分析」にフォーカスして、以下の内容をご紹介しました。
- 企業分析を細かく行うべき理由
- 企業分析の具体的なやり方
- 企業分析を行う際の注意点
企業分析は濃い志望動機を作るためや、入社後のミスマッチを避けるために欠かせません。
ぜひ本記事で紹介した自己分析のやり方を参考に、就活を進めていってくださいね。
今回は以上です、ではでは!