皆さんこんにちはKantaです。

2020年も終わり、いよいよ22卒の就活生は就活本番の年になりました。
今回は、就活生であれば絶対に知って欲しい事を記事にしたいと思います。
まず始めに下のグラフを見てください。
こちらのグラフは企業が学生に求めるスキルになります。
何かグラフから気付きませんか?そうです。
企業が最も学生に求めるスキルは「コミュニケーション能力」なんです。
これは近年に始まった事ではなく、16年連続で企業は就活生に最も求めているスキルとして
コミュニケーション能力と答えております。
だからこそ、どんな企業や業界・業種を志望するにしても就活生の皆さんは
コミュニケーション能力、所謂「コミュ力」を意識する必要があります。
そんな就活生もいると思います。
ですが、就活生が思っている「コミュ力」は本当に限定的な部分です。


学生と企業で定義している「コミュ力」には大きな乖離があります。
そのため、今回の記事では企業が求めている「コミュ力」とは一体何なのか?
コミュニケーション力をアピールする際に何を意識すれば良いか?

本記事の筆者について
当ブログの運営者であり、本記事の筆者(Kanta)は、20卒の理系大学院生であり
2020年4月よりLINE株式会社にて勤務をしております。
就職活動時に、理系ブラック研究室に所属していた為、他の就活生に比べ
圧倒的に不利な状況下にもかかわらず効率的な就活を行い、
難関・人気企業から十数社内定を獲得。自身の経験を活かしブログの他にも、
YouTubeでも就活情報も日々発信している。YouTubeチャンネルを開設して
わずか半年で、チャンネル登録者3000人を超える就活生から見られる
就活チャンネルとなり、個人が運営する就活チャンネルでは
国内でもTOPを牽引しています。→就活チャンネルはこちら
※就活時におけるインタビュー記事がありますので下記を参考まで。
目次
そもそもコミュニケーション力とは?
本当の意味でコミュニケーション力を理解している就活生は少ないように感じます。

「コミュ力」と聞くと、話すことが得意かどうかにフォーカスされますが、
コミュニケーション力は、言語だけでなく非言語の要素もあります。
例えば、文章で相手に要望を伝えるのもコミュ力の1つです。
学生が思っているコミュ力は「話で友達を笑わせる」や「一緒にいて会話が楽しい」など

なぜコミュニケーション能力が大切なのか?

それは学生と社会人では関わる相手を選べるか選べないかに関わってきます。
自分の好きな人・相性の良い人とだけ関わることが出来るのは、大学生までだと思います。
社会人になったら社内外問わず、年齢も性別も考え方も異なる人との関わりが殆どです。

業界や業種の垣根を超えて、必ず求められるスキルと言って過言ではありません。
性格も価値感も違うビジネスパーソンと一緒に仕事をしていくために、
そしてチームや組織のなかで円滑に業務を遂行するためには、コミュ力が不可欠なのです。
そのため企業は就活生のコミュニケーション力を最重要視しています。
学生と企業の「コミュ力」には乖離がある
「コミュニケーション力」が大切さなのは理解していただけたと思いますが、
学生と社会人の「コミュ力」には乖離があるということです。


もしそのように考えている就活生がいたら少々危険です。
社会に出ると、サークルやゼミのような対等な立場で相手を説得する機会はなくなります。
そのため、就活生は企業が就活生に求めている「コミュ力」を理解する必要があります。
自分が苦手な「コミュ力」が何なのか理解する
「コミュニケーション能力」と言っても一括りにするのは難しいと思います。

就活生の皆さん、以下の3つのどれに苦手意識があるのか自問自答してみてください。
上下関係が必要なコミュニケーション
まず1つ目が、上下関係が発生するコミュニケーションです。
サークルやゼミ、研究室などで先輩や後輩の関係があったりすると思います。
ですが、学生同士のコミュニケーションは対等な関係であることが多いと思います。
一方で社会人になると、対等でのコミュニケーションというのはむしろ少なくなります。
会社においては上下関係に基づくコミュニケーションが基本となります。
例えば、上司や外注先、顧客と言った様々な人と接する機会が増えると思います。
したがって、コミュニケーションの前提として相手への気遣いができているかの判断が大切となります。
就活に関して服装や髪型、言葉遣いがみられるのもこの点に関係しています。
また、意思決定するのは上司の判断になることが多いため、端的に分かりやすく伝える必要も当然あります。
受け手に主導権があるコミュニケーション
2つ目が、受け手(=聞き手)に主導権がある場合のコミュニケーションです。

「話が合う人とだけ関わり、苦手と思う人とは関わらない」というコミュニケーションです。
そんな風に考えたことはないでしょうか?
就活生も大学の中で関わる友人は固定化されていると思います。
ですが、会社においてはそのようなことができません。
相手が誰であろうと、受け手(=聞き手)に合わせるコミュニケーションが必要となります。
すなわち受け手(=聞き手)が支配するコミュニケーションが求められます。
苦手な上司や取引先の人であったとしても、関わらなくてはいけません。

そのため会話をする際に、相手が理解できる言葉を慎重に選択する必要もあります。
言葉のニュアンスだけではなく相手との共感も求められるでしょう。
何気なく使った言葉が誤解を招いたり、不快にさせてしまう場合もあるかもしれません。
受け手が欲している情報を理解しなければ、コミュニケーションもできません。
相手に行動をしてもらうコミュニケーション
そして3つ目が、相手に行動をしてもらうコミュニケーションです。
この点に苦手意識がある就活生も多いと思います。
学生同士のコミュニケーションにおいては、相手に対する要求は含まないと思います。
すなわち、人間関係を円滑にしさえすればコミュニケーションは成り立ちます。
相手と自分が気持ちよく会話さえできればいいのが「学生」のコミュニケーションです。
しかし、企業で働く社会人のコミュニケーションはそれだけではいけません。
相手に何らかの行動を起こしてもらう為にコミュニケーションをする機会が多いです。
何か仕事をお願いするときに、必ず要求を相手に伝える必要があります。
仮に自分の言うことが正しくても、相手が拒否してしまえばそれで会話は成り立ちません。
相手が何に重きをおき、重要視する人物なのかを理解し、要求が合致しているのか?
これを意識してコミュニケーションをする必要があります。
まとめ

「コミュニケーション能力」と何気なく使っている言葉ですが、
これを一括りにして片付けるのはとても危険です。
さらに学生と社会人の間では「コミュ力」の定義が大きく異なります。
就活生はどこに苦手意識があり、アピールポイントはどこかなのか理解する必要があります。
その為に必要になってくるのが自己分析での結果だと思います。
自己分析をして自分自身がどう言った人物なのか理解する必要があります。

コミュニケーションにおける苦手な点も理解する事ができました。
是非、就活生の皆さんも自己分析をして、
自身のアピールポイントと苦手な点を自己理解して就活に臨んで頂ければと思います。

合わせて参考にしてみてください。
本記事は以上となります、ではでは!